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2011/11/13

noraでランチ

ゆうべとうとうパンの夢を見た。
山口市へ出かけて、思わずいつものようにパンを買って帰ろうとする。
買ってしまった後で「あっ、イカン」と気づくもののすぐに食べてしまった。
じつに率直な欲求の反映された夢であった。

こんな夢を見たのも、昨日ふたたびnoraへ出かけながらパンを買って帰れなかったからにちがいない。
予約しておいたnoraランチを友人親子と縁側で頂いた。

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玄米ご飯とベジカレー(けっこう辛い)、サモサというパン生地の中にカレー味のポテトを詰めたもの。
庭で採れたというトマトとルッコラ。
一見慎ましやかだが、食べた感の強い、しっかり滋養になりそうなメニューだった。
ほかに各自ラッシー、紅茶、雑穀コーヒーなどと、いろんなケーキを楽しんだ。


その後は店主を交えてのパン談義~ナチュラルライフのお話…と続くはすが。

お連れした自然農の秋生農園さんの話、自然塩の話、私のパン絶ち~発酵食の話題等々、はじめはたしかに充実したセッションが交わされた。
だが話の展開は徐々に居合わせた女三人によるスポーツ~格闘技ネタへ…。
秋生農園の柔道ばなしにnora店主が食いつき「柔道ってなんか愛を感じる」などと言い出し、もう一名のハンドボール歴の話にも店主は“顔面狙われボコボコにやられた”という学生時代のキーパー体験の過激な話を派手なアクションとともに披露。
その他飼い猫が捕らえた昆虫をバリバリ食らうエピソードを実演、マムシを叩き殺す壮絶な話や天井裏で青大将がズルズル這い回る音で眠れない、等々。
そもそも店主は私たちの来店時より、半袖短パンのスポーティなスタイルの上にエプロンという奇妙な格好をしており、「すぐ走るから」とこちらを落ち着かせなくするようなことを言っていた。


やはりここの店主、何かが違う。
私がますますnoraのファンになってしまったのは言うまでもない。



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2011/11/03

石釜パンnora

岩国の山の中のパン工房noraを知ったのは、2年前まだ“パンや楽”と名乗っていた頃だった。
ネットで情報を得て、たまたま近くにいたのでさっそく訪ねるも辿り着けず…。

このたびは念には念を入れて複数情報をつき合わせ、慎重に車を走らせるもまたもや通り過ぎ…。
たまたま出会った方に尋ねて、やっとのことで来れました。

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中には囲炉裏を切ってあり

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ちゃんと頼んでおいたパンが用意されていました。
見るからにおいしそうでいい感じ。
左から時計回りにカンパーニュ、フランスパン、クロワッサン、パン・ド・ミ。

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さてここのパンについて、私は何を書いたらいいのか。
帰って食べたパンはどれも個性的でおいしかった。
噛みしめるほどに漂う香り。
いまこうして書いているうちにもその残り香のようなものが感じられる。

7年越しの自家製酵母の話、今年から畑で作りはじめたライ麦や各種小麦を使ってのパン作り計画。
そういった話はお店のチラシに書いてある。

ここの一番の情報源は、なにより店の主(あるじ)の個性に尽きる。
細かいことは書かない。
ここに来て出会った人それぞれの感性に何らか訴えかけるものを彼女が持っていることはたしかだ。
初対面の私のごく個人的な些細な話をしっかり聞いてくれるゆとりのようなもの。
たぶんそんな彼女が焼いたパンだからおいしくないはずがないのだ。

はじめてのnoraのパンを、山の工房に出向いて彼女の手から直接受け取れたことは幸運だった。
帰りの車の中はこのパンの幸福な香りに包まれていた。



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周南市内の国道沿い大型書店やユニクロもある一角に今年できていたHerbさん。
何か新しくできたな、とは気づいていたが、まさかパンがあるとは露知らず。
それもフランスパン中心の非常に個性的な品揃え。

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パンコーナーはいたってシンプル。

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カンパーニュもちゃんとありました。

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フォカッチャ、やや塩気強し。

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ここはどうやらカフェがメインで、カフェメニュー使用のパンも売っているので帰りに買っていってね、というノリのようだ。
私はまだカフェのほうは利用していないが。

ハード系が一応揃っているので私としては大歓迎なのだが、なんかいまひとつ店の存在感が薄い。
なんとテレビCMもあるのでヤル気はありそうなのだが。
やっぱりハード系主体だとここらあたりでは肩身が狭いのか…。



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山の中のパン屋ふくろう堂は毎週水曜の午前と金曜の午後、周南市内の“こあ”に訪問販売に来る。
正午前、引き揚げる寸前を呼び止め、写真撮影させてもらった。

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来るのはいつも奥様。

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もこもこしたドーナツやスコーンなどもあった。
ドーナツはたしかこれも個性的な味だった。

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例のクロワッサン、全粒粉バージョンもあったので購入、こちらのほうが香ばしかった。


今日の新聞経済欄によれば、あのGOPANがPanasonicブランドにて再発売されるという。
新機能追加で価格は以前と同じ5万円とのこと。
もうひと声、ってところか。



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先日、私が育った東京の住宅地で異常に高い放射線量が検出されたというニュースに心を痛めたが、後日原発事故とは無関係と判り安堵した。
近くには子供時代によく通った金魚屋さん、そしていまや都内、いや日本中でも有数の本格的なパン屋があるのだ。

ベッカライ・ブロートハイム

6年前の記事なので今年で24年になるらしいが、私が通っていた頃はほんとに小さな店構えだった。
小さいながら本格的なドイツパンを扱っていて、近所のパン好きの常連客がしっかりついているのが感じられた。
理想のパン屋がごく近所にあったわけだ。

数年前の上京時にはもう今の規模に店を拡げていて、すごい種類のパンと客の多さに圧倒された。
そしてここは今どき珍しい対面販売で「コレとコレをください」と素早く伝えなければならない。
アレも食べたいコレも食べたいと、もう目まいを感じながら、泣く泣く厳選を強いられた。

ヨーロッパの視察団が「わしらがかつて作っていたパンだ」とのたまったという、恐るべき“あたりまえのパン”を作るパン屋。
東京への未練を感じさせるもののひとつだ。



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山口市の田んぼの中のパン工房、晴香(はるか)。

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農家の一角にかわいいオレンジ色のパン屋さんが。

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厳選されたパンはけっこう種類も豊富であれもこれも欲しくなってしまう。

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イートインコーナーではモーニングやブランチも。

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お店のイチオシ

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石臼挽きライ麦全粒粉50%のブロッケン・ブロート

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tao 「ハードタイプが好きなんですけど、ウチのほうではなかなか手に入らなくて」
店主 「ここでも同じです。売れません。でもわたしが食べたいから作ってます

「余計な添加物は一切加えず、主食として安心して召し上がっていただけるパンづくりを基本にしています。しっかりとした噛みごたえの、しみじみとした味わいのあるパンを心を込めてお届けします」(店製作パンフレットより)

小さい店の心意気。
いつ行っても笑顔で迎えてくれて、つい多めにパンを買ってしまう。

県産小麦“にしのかおり”を使ったパンは自家製天然酵母でおいしく焼けていました。
ライ麦パンも食べやすくて毎回の定番に。
次回は未食のバケットを買ってみよう。

ちなみに来月11月5日(土)、6日(日)は、焼きイモ大会&食事パン大試食会

晴香 自然パン工房
山口市大内長野1488番地
Tel&Fax 083-927-8868
営業時間 AM10:00~PM7:00
定休日 毎週月曜、第2・4火曜



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めったに外食しないのだが、唯一と言っていい、長く通って飽きの来ないイタリアンのお店。

下松マリーザ

ピザは子どもの頃からの好物だが、むかしはもっと生地が分厚かった記憶がある。
最近は本場に近い(らしい)薄手の生地が流行りだが、ここマリーザのピザ生地は薄いながらももっちりしていて好きだ。
焼く前に生地を置いて少し発酵させているのかもしれない。
ここは本格的な石釜で焼くのでなおさらだろう。

インドのナンなどもピザに近い無発酵のパンといえるだろうが、酵母も加えず粉と塩だけで練った究極のリーンなパンだ。
ここまで来るとさすがにそれだけでは物足りず、カレーやチーズの濃厚な“おかず”が必要になってくる。
私は惣菜パンが好きではないが、その素地のパンが本当においしければ多少気も緩む。
トルコの海辺でフランスパンに鯖を揚げたのを豪快に挟んだのをテレビで何度も見ては気になっている。
サンドイッチにしてもライ麦パンや全粒粉のパンでざっくり挟んだもののほうがおいしそうに見える。

私のいうリーンなパンの魅力がちょっとはわかってもらえるだろうか。



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どこかヨーロッパの小さな町の片隅にある、家族経営の小さなパン屋さん。
常連のお客さんが毎日、その日のパンを買いに来る。
店の棚には無造作に、焼きあがったごっついパンがどかどか置かれている。
売っているのはバゲットやカンパーニュ(田舎パン)などの食事パンのみ。

前に神戸に行った時、この手のこじんまりしたパン屋があちこちにあった。
観光地でもあるのでそれなりの体裁だが、店ごとの常連さんがいて、いつも決まったパンを買いに来るのだろう。
My home townのMy favorite bakery。

日本にもかつては町々にお米屋さんがあって、みんなそこで買ってたんだよな。
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数年前に近所に開店した、待ってましたのパン屋さん、その名も“カンパーニュ”。
店をただ一人で切り盛りする女主人は、かつて地元でパン教室の先生をしていたらしい。
ここのパンは小麦を発酵させた自家製酵母を使った、なんだかとてもなつかしい味のするものばかり。
私のお気に入りは、比較的食パンに近い“プルマン”と、店主開発?の“古代小麦のカンパーニュ”。
いずれもシンプルな原材料の小麦の風味が味わえるリーンなパン。

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自宅の一部にちょっと店開いてみました、って感じの、パン同様シンプルな店構えで、あまりに素っ気ないので、いつも行くたびどうにかしてあげたくなってしまう。
店主本人も同じく飾り気のないナチュラルな雰囲気。

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カンパーニュ地図
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