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その後腸内環境に注目してすこし発酵食品などを調べてみたが、同じく発酵食のパンに関してもやはり方向転換を迫られることになりそうだ。

グルテンフリー・ダイエット

小麦アレルギーに悩む子どもたちのために米粉のパンが登場したことを前に書いたが、市販の米粉パンの中には小麦のパンに米粉を加えて趣向を変えただけだったり、あるいは膨らませるのに小麦のグルテンを添加したものが多い。
たしかにパンらしくするためには致し方ないのだが、中には徹底して米だけで作ろうとする人たちもいる。
とくに家庭で作るパンの場合、見た目はあまり関係ないので「これがウチのパン」ということにして堂々と個性的なパンを焼けばいいのだ。

白神こだま酵母のお米パン

あの白神酵母の強い発酵力を利用して、グルテンの代わりには米のおかゆや野菜種(酵母としてではなく、でんぷん成分を利用)を使って完全お米パンが焼けるらしい。
そのうえ炊飯器で焼けるというからオーブンがなくて迷っていた私には朗報だった。
出来上がりの写真を見ると、なんだかこれはこれでとてもおいしそうだ。

去年、東京自由が丘の米粉パン専門店で食べた時は、おいしいけどやっぱりパンじゃないと思った。
だが子どもの頃からこれがパンだと思って食べ続けていれば、日本人の口にはこっちのほうがずっとあってる気がする。
日本が今後米を作り続けていくためにも、米粉パン、もっとどんどん宣伝していったらいいじゃないか。
まだ未体験の方にはとりあえず一度食べてみることをおすすめする。



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このブログを始めてから、各地のパン屋をネット上で探っているが、東京はじめ大都市のパン屋の豊富さには圧倒される。
都市の住民の実感はどうなのだろう。
とくにパン好きの人は…。
あっちこっち食べ歩き?
腹には限度があるのでつらいだろうな、すぐそばにいつでもおいしそうなパンが揃ってる状況は。

田舎者のやっかみに聞こえるが、実際のところ過当競争は否めない。
ヨーロッパにもこれだけ多種多様なパン屋が集結したエリアはないだろう。

パンって日々の糧、基礎的食糧だと思うが、なかば嗜好品化してるのだろう。
でもやっぱり主食の炭水化物だから、そうそう食べられるものでもない。

パン好きだが、あれもこれも食べたいわけではない。
大体住んでる土地柄で食べるものの種類も決まってくるもんだ。
町に1軒、なじみのパン屋があればいい。
シンプルだが飽きの来ないパンが少しあれば満足だ。

DSCN2069_convert_20111008175747.jpg

私も理想のパンを求めてさまよう一人だが、東京に戻ったとしたら、たぶんもういい、ってなるだろう。
他にもいろいろ欲望の対象がひしめいていて、これほどパンなどに執着しないかもしれない。

“執着”か、執着してるんだな、やっぱり。
とらわれのない生き方を目指しているんだが。
思わぬところでボロが出る。



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